8月1日(月)に越廼で養殖したバフンウニの塩蔵加工をしました。
越前地区(福井県の嶺北地域)で7月〜8月に獲得したバフンウニの身を塩蔵した加工品は
「越前雲丹」と呼ばれ日本三大珍味にも数えられます。江戸時代には「米」の代わりに納められたという記録
もある歴史的にも文化的にも価値のある逸品です。
当日の加工は地元古参の方々の手をお借りして、以下の手順で行いました。
①ウニ割器で身をつぶさないように殻を裁断
②身の形を崩さないように取り出し
③流水の中でゴミを丁寧に除去
④アワビの殻に纏めて軽く水抜き
⑤ゴザの上に薄く敷き、塩適量を混ぜ込む
⑥一昼夜塩を馴染ませて完成
※越廼地区の「越前雲丹」は漁家それぞれ加工したものを村が販売し、共益費(社寺仏閣の修繕費
など)として蓄えていたそうです。(今では数軒の漁業者が細々と加工を続けています)
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